半歩ずつ。ナオミのぼちぼち日記

ミライ企業プロジェクト主催のミライ会議で、SDGsの勉強をしてきました!

皆さんは「SDGs」という言葉を聞いたことはありますか?

「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された、2016年から2030年までの国際目標のことです。

▼SDGsについて詳しく知りたい方は、こちらの外務省のサイトをご覧ください!
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html

国連というと、なんだか遠い世界のことのように感じるかもしれませんが、この目標の中には
「すべての人に健康と福祉を」
「働きがいも経済成長も」
「住み続けられるまちづくりを」
といった項目が含まれています。
内容を見てみると、私たちの日常にも関連しているように感じられるのではないでしょうか?

 

7月30日(火)に行われたミライ企業プロジェクト主催の「ミライ会議」では、SDGsについてみんなで学ぶために「2030SDGs」というカードゲームが行われました。
ナオミからは、代表の駒井を含め3名が参加させていただきました。

このカードゲーム「2030SDGs」は、チームに分かれてプロジェクト活動と呼ばれる行動を行うなかで、「お金」「時間」などのカードをやり取りし、「環境保護」「貧困撲滅」といった各チームの目標達成を目指すというものです。プロジェクト活動には「医療制度改革」「リサイクル法案の強化」など、世界に影響を与える様々なものがあります。

また、チームの目標以外に「世界の状況メーター」というものがあり、これは参加者全員がプレーしている「世界」の状況を表しています。「経済」「環境」「社会」という3つの指標がホワイトボード上に3色のマグネットで示されていて、プロジェクト活動を行うと、この3つの指標(マグネット)が減ったり増えたりします。

この世界の状況メーターの仕組みが面白くできていて、各チームが自分たちの目標達成のためにプロジェクト活動を行うと、経済のマグネットが増えて環境が減ったり、社会のマグネットが増えたりと、指標がどんどん変化していきます。

 

ゲームは前半と後半に分かれていて、前半終了時に全体で中間振り返りを行います。

前半終了時点で私たちの“世界”がどうなっていたかというと、経済のマグネットが圧倒的に多く、環境、社会はほとんどゼロに近いような状況でした…。
理想は「経済」「環境」「社会」それぞれの要素がバランス良く増えている状態なのですが、各チームが自分たちの目標に向かって行動した結果、理想とはほど遠い状況になってしまいました。
現実の世界でも、自社の利益を追求してどんどん物を作っているうちに、地球環境に悪影響を与えていた、ということが起こり得ますよね。このゲームの中でも、同じようなことが起こってしまったのです。

 

そして後半。前半と同じように行動していては世界の状況が悪くなってしまうと考えた私たちは、“世界”に目を向けていきました。

環境と社会のマグネットを増やすため、どのプロジェクトを実行したら良いか?
プロジェクトを実行するために必要な時間やお金はあるか?
チームを超えて、話し合いが行われるようになりました。
多くの時間とお金が必要なプロジェクトがあると、各チームから少しずつ出し合って達成しよう、みんなで助け合って世界を良くしよう、という雰囲気ができていきました。

 

その結果、ゲーム終了時のホワイトボードの様子は、下記の写真のようになっていました。

なかなか良い感じだと思いませんか?(笑)

マグネットの数は経済が14、環境が14、社会が16と、かなりバランスの良い状態でゲームを終えることができました。
また、各チームの目標についても14チーム中12チームが達成できていました。世界全体のことを考えて行動することがチームの目標達成にもつながったのです。

 

このゲームを通して、私は「世界はつながっている」ということを学びました。
もちろん、現実はそんなに単純ではありませんが、自分自身が何か行動した結果が、世界に対して何らかの影響を与えています。例えば、ケーキを買うという行動ひとつとっても、ケーキを売る人、ケーキを作っている人、その原料である生クリームや小麦粉、果物を生産している人、それらが生産されている環境などに、少しずつ影響を与えていると言えます。

世界を良くする、というとなかなか自分ごととしてとらえるのが難しいかもしれませんが、例えば、毎日自分が口にする食べ物や身に着けている洋服がどうやって作られているのか、どんな過程を経て手元に届くのか、少し関心を寄せてみると、気づくことがあるかもしれません。
同じお金を使うなら、環境に配慮したものづくりをしている会社の商品を買ってみるというのも、一つの社会貢献ではないでしょうか。

 

ゲームの後は、ミライ企業の中でSDGsに関連する事業をされている、株式会社ココウェル様による講演がありました。
株式会社ココウェル様は、ココナッツを使った商品の製造販売を通して、フィリピンの農村に雇用を生み出し、貧困問題を解決したいという壮大なミッションを掲げています。そのミッションに共感した人が集まっていて、また周りの人も応援したくなる、まさに、これからのミライに必要とされる素敵な会社さんだな〜と思いました!

 

私たちナオミも「人手不足で困っている中小企業の救世主になる」というミッションの達成に向けて、周りの人たちと協働しながら前に進んでいきたいと思います!

 

▼カードゲーム「2030SDGs」について詳しく知りたい方は、こちらのイマココラボ様のサイトをご覧ください
https://imacocollabo.or.jp/games/2030sdgs/

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