女性初の営業マンとして
再スタート
4年前、家の近所でパートとして働ける会社を探していました。3人の小さな子どもがいるということと、その3人の保育園が決まっていなかったことから、他の会社に履歴書を送っても、書類選考で不採用となってしまい、面接さえ受けられない状況が続いていました。不甲斐ない思いを感じていたとき、唯一ナオミから「面接にきてください」と連絡をもらい、パートとして採用となりました。
最初は、荷受けのパートとして入社しました。1年ほど経ったときに、正社員として採用してもらえることになり、最初は販売業務部で事務の仕事をしていました。しかし、前職は営業だったこともあり、事務の仕事が向いておらず、結果が出ない日々が続いていました。そのときに、駒井社長と川田専務から「前職が営業だったから、営業やってみないか?」と声をかけてもらい、ナオミ初の女性営業マンとして、営業部に異動となりました。
営業部に異動になった最初の頃は、女性営業マンが初めてということもあって、決まった仕事がなかったんです。だから、他の営業マンが忙しくて、手が回っていない仕事を見つけては、自分から「その仕事させてください」とお願いして、仕事をもらっていきました。
常に「感謝」を忘れずに
自分から仕事を見つけていき、目の前にある仕事に全力で取り組み続けていると、任される仕事がだんだん増えていき、「営業部は森山さんがいないと回らない」とまで言ってもらえるようになりました。自分が必要とされていることがわかると、どんどん自信がついていきました。
子どもがいるので、ガンガン外に出て営業をすることはできないので、他の営業マンが「森山さんが中を守ってくれているから、安心して外に出て営業ができる」と言ってもらえるような、営業の鉄壁の守りの存在になりたいと思っています。
仕事をする上で大切にしていることは「感謝」です。
まず、子どもが3人いるので、定時で帰らせてもらっている環境があることがありがたいですし、最初は自分の仕事がなくて、しんどかったので、他の社員から仕事をお願いされたら、「私に仕事を振ってくれてありがとう」という気持ちになります。だから、初心の気持ちを忘れないように心がけています。
ナオミは学校みたいな会社
ナオミは会社というより、学校みたいな場所だと思います。友達がいて、先生がいて、やることがあって、自分の居場所がある。会社に来るのが楽しみだから、子育ても頑張れます。
また、他の会社と違って、社員同士の距離感がものすごく近いですね。BBQなどの会社行事に子どもを連れてきますし、家族のように公私ともに関わる会社だなと思います。プライベートにまで関わって欲しくない人にはしんどい会社かもしれないけど、私にとっては、とても居心地の良い会社です。
自分が救世主になったと思う瞬間は?
私は社内で感じることが多いです。ナオミは本社以外に、全国に支社や営業所がありますが、営業所は少ない人数で回しているので、充填テストなどの社内業務があるときに、私に仕事を振ってもらっています。
そのときに営業所のみんなに「ありがとう。助かった。」と言ってもらえると、営業マンをサポートできているやりがいにもなりますし、嬉しいですね。