後先考えずに始めた就活、
予想していなかった結果が待っていた
学生時代、初めに入社した会社で一生働かないといけない、転職はダメという固定概念がありました。長く仕事を続けるなら、自分の好きなことを仕事にしたいと思い、音楽が好きだったので、音楽機器メーカーに就職しました。内定が早く出たことと、少ない内定者の中に幼馴染がいたので、何かの縁かもしれないと思い、入社を決めました。
いざ入社をしていると、いわゆるブラック企業でした(笑)午前中に出社し、終わるのは夜中の1時2時が当たり前。酷いときは、朝6時頃になることも…。個人のノルマを達成していても、チームで達成しなければ怒られる。他の同期は、全員関東に配属され、悩みを相談できる相手も身近におらず・・・。他の同期がLINEのグループで、自分が参加できない飲み会のやり取りを見るのが、本当に辛かったです。
体力的にも、精神的にもしんどくなっていた時、たまたま学生時代の友人と、久しぶりに呑んで会社の話をしていたら、「マジか。それはヤバイ」と言われました。友人が色々アドバイスを言ってくれたのですが、僕はその話を全部否定していたんですね。その時、友人から「お前、そんなに否定する人間だったっけ?」と言われ、我にかえりました。その瞬間、自分が自分ではなくなっている気がして、とても怖くなりました。このままではいけないと思い、転職しようと思いました。
事務所から笑い声が聞こえ、
ここで働きたいと思った
営業の仕事が好きなので、転職サイトで営業職を探していました。ナオミを入れて、3社受けました。3社中、一番最後にナオミに行ったのですが、1次面接から、川田専務が会社案内をしてくれたり、営業の先輩と話すことができたりと、雰囲気が良い会社だなと思いました。
一番の決め手は、会社案内で社内を回っていた時、事務所から笑い声が聞こえたんです。前職は、事務所で笑うと「ふざけてるのか」と怒られたので、他の社員と雑談など楽しい話ができず、ピリピリしていました。「事務所で笑っていいんや、この明るい雰囲気の中で働きたい」と思い、入社を決めました。
ナオミの営業は、お客様から
「ありがとう」と言ってもらえる
前職は音楽機器のメーカーの営業でしたが、顧客のニーズがあまりなかったので、売ってもあまり喜んでもらえない仕事でした。しかしナオミの営業は、お客様が「作業が楽になった」「本当に助かった、ありがとう」と、とても喜んでくださるので、とてもやりがいがありますね。
ナオミは地域密着型の営業を目指して、全国に営業所があります。ゆくゆくは営業所を任せてもらえるような営業マンになりたいです。3年経ち、ようやくナオミでやりたいことが見えてきました。外に出て、お客様とのつながりを作るのは得意なので、自分の長所を生かして、ナオミに貢献できればと思っています。
自分が救世主になったと思う瞬間は?
どのお客様も喜んでくださるのですが、印象的だったのは、愛媛県のユーザー様ですね。粒の充填で、振動フィーダー充填機(FTZ)を購入していただいたのですが、7人でやっていた充填作業が機械を導入することで2人まで減ったことで、すごく喜んでいただきました。展示会のたびに、ナオミのブースに顔を出してくださいます。
続けて嬉しかったのが、出汁や醤油の充填で、別の機種も買ってくださいました。2台目のお話をいただいた時、「もうナオミさんしかないから」と言ってもらえたのは、めちゃくちゃ嬉しかったですね。これからも信頼をつなげられる仕事をしたいと思います。